10月, 2015

サイドウォールの役割と構造

タイヤは車と路面がコンタクトを取ることのできる唯一のパーツであり、ハガキ一枚程度というとても小さな面積で車の動きの全てを請け負っています。タイヤの基本的な構造は大きく7つの部分に分類することができます。まず、トレッドとは路面と接する部分のことであり、ゴムが厚く独特の模様が刻まれているのですが、雨天時の排水や曲がる時などのスリップを防止するという役割を担っています。次にショルダー部とはタイヤの肩の部分のことであり、タイヤの骨格材を保護するために必要となっています。そして、サイドウォール部とはタイヤの横の部分のことであり、走っているときに最も伸び縮みすることになります。この部分は縦方向にたわんで路面からの衝撃を和らげることができるのですが、横方向にはたわまずにタイヤの剛性を保つという役割を持っています。安定したコーナリングを実現するために重要な部分であり、タイヤのメンテナンスでは空気圧や目に見える大きな傷、溝に挟まった異物のチェックなどを行うことが大切です。タイヤのこの部分に大きな傷があると遠心力でさらに広がってしまうこともありますし、そこから剥離が始まってしまうこともあるので注意しましょう。

タイヤの肩の部分!ショルダーの大切さ

車の安全走行に大きく関わるタイヤは、黒いゴムだけで出来ているわけではなく、タイヤの内部は、いろいろな素材で構造をなしています。一番分かりやすいトレッドと呼ばれる部分が、直接路面に接地する部分ですが、摩擦やグリップや排水に関係するトレッド・パターンという様々なパターンが刻み込まれています。タイヤの横の部分、と言うと分かりやすい部分は、サイドウォールと呼ばれる部分ですが、そのサイドウォールとトレッドの間にある部分が、いわゆるタイヤの「肩」の部分で、ショルダーと呼ばれている部分です。姿勢や歩き方に癖がある人の靴底のように、その肩の部分が磨耗してしまうことがよくあるようですが、その状態になってしまうと、車の走行の際の安定性が減ってしまうので、よろよろした走りになったり、急にハンドルを切ったりする際に影響が出てしまいます。タイヤの接地面積が減ってしまい、細いタイヤで走っているのと同じことになるので、不安定な走行になります。空気圧が足りないタイヤはつぶれてしまうので、その状態で走ると、肩の部分が地面と接するようになり、磨耗してしまう、というパターンがあるようなので、タイヤの空気圧を適性に保つことは重要です。

トレッドタイヤにおけるトレッドパターンとは?

タイヤの地面に接触する部分の表面に刻まれている溝によって形作られる模様がトレッドパターンです。このパターンによって全体の見た目の印象が変わるのでタイヤの顔とも言われるものですが、なにより走行上の性能が左右されます。そのため、ファッション性と実用性の両方にとって重要な役割を持っています。このパターンは大きく分けると「リブ」、「ラグ」、「リブラグ」、「ブロック」の4つに分けられます。これらのパターン次第で、駆動性や制動性、排熱性や操作の安定性といった基本的な性能に加えて、未舗装路などの悪路や雨天などの悪天候への対応力、見た目の美しさなどのファッション性などが変わってきます。このことから、トレッドタイヤを選ぶうえでは特に重視しなければならないものです。
具体的には、タイヤと平行なパターンのリブは排水性に優れており雨天に強く一般道などのオンロード向きです。走行音が小さいので市街地に向いています。タイヤに対して垂直なパターンのラグは特に未舗装路などの悪路への対応力に優れたオフロード向きです。リブラグは平行と垂直両方の溝が刻まれたパターンで、双方の特長を兼ね備えたオンオフ両用です。網目状の模様のブロックは冬季の積雪した道にも雨季のぬかるんだ道にも向いており、オールシーズン向けです。この他にも、パターンが左右対称、非対称、あるいは方向がついている場合もあります。

カーカス、プライ、ビード……知っておきたいタイヤの構造とは

タイヤは、車の安全にも大きく関係する、重要な役割を担う部分であり、多大が荷重を支えながら高速回転し、その摩擦によって生じる熱や変形、また外部からの衝撃などを吸収しながら、さらに空気の漏れをも防いで熱を逃がすという、多くの働きをしなければならないため、その構造は非常に緻密となっています。
単に頑丈なだけではなく、車の乗り心地にも関係するため、しなやかさも同時に必要とされており、その素材にはワイヤー・繊維・ゴムといったものが複雑に組み合わされています。
タイヤの内部構造は、1.ビード部、2.サイドウォール部、3.ショルダー部、4.トレッド部の4部分に大きく分類されています。
タイヤの内部は、カーカス(全体の形を決定するタイヤの骨組みで、衝撃や荷重、空気圧に耐えるパーツ。プライとも呼ぶ)・チェーファー(リムとの摩擦から骨組みを守る補強層)・ビードワイヤー(ピアノ線を束ねた骨組みのコードをしっかりと支えるワイヤー)・インナーライナー(チューブレスタイヤのみに使用される、チューブの役割を果たすゴム)・スタビライザー(ビードを補強して剛性を向上させ、コーナリング性能を上げる)・ベルト(ラジアルタイヤのみに使用され、プライを締め付け、トレッドの剛性を向上させる)・オーバーレイヤー(高速走行時などに生じる遠心力から、ベルトの浮きや剥離を防止する)・トレッドゴム(直接路面と接する部分で、タイヤの種類によって素材が変わる)から成り立っています。

タイヤの構造と私達が守られてい理由

ウェディング12摩擦の少ない路上でも、車の挙動を安定させることができるシステムや、ABSのような、車を運転する際にもっとも重要とされる安全性を高めるための性能は、年々向上してきています。車が走る凶器であって良いはずはないので、車の性能自体のほかにも、運転者を補助するための補完システムの開発も欠かせません。GPSによるカーナビゲーションも、運転中に道を探して挙動不審な動きをすることによる危険を減らすことができるシステムですし、バックモニターは物理的に見えない背後を見ることができるようになり、死角による危険を避けることができるシステムです。そういった、後から増やすことが可能な装備やデバイスのほかにも、安全性を高めることができるものとして、パーツがあります。消耗品でもあり交換可能な重要なパーツの一つとしてタイヤがありますが、その構造は意外に緻密で、ゴムのほかにもワイヤーや繊維などが使用されています。タイプとしては、トラックやバスで使用されるバイアスと呼ばれるものと、乗用車で使用されるラジアルと呼ばれるものがありますが、バイアスよりも後発のラジアルは、グリップが良く操縦の安定性に優れていて、安全性が向上しています。

最近の投稿