2月, 2016

自然災害の損害は補償の対象外?!

自動車保険は、自動車事故で発生した、主には対人、対物への損害を補償してくれるものです。ただし、全ての自動車事故においてこれが適応されるわけではありません。あくまで普通の状況下で、運転手も運転するに正常な状態であった場合に、自動車事故を起こしてしまった、あるいは巻き込まれてしまったと言う場合にのみ、これは適用されます。よって、それ以外の状況の場合には適用されないことも多くあります。そのひとつとして挙げられるのが、自然災害による自動車事故、それを原因とする損害です。たとえば運転中に地震が発生して、ハンドルがとられてしまい人をはねてしまったとか、噴火が発生して飛んできた石が車に衝突して、自分や同乗者がケガをしてしまった、あるいは地震で車が大きく移動して、隣の家にぶつかってしまったと言う事例が、自然災害による事故損害の一例に挙げられます。これらはいわば突発的なことであり、かつ責任を問うべき相手が人ではなく自然現象であるために、自動車保険は適用されないと言うわけです。ただし保険会社によっては、その時の状況を判断してケースバイケースで適用を認めているところもあるようです。ですから、もし、自分がこうしたケースに巻き込まれてしまった場合は、その後の保険会社との連絡を丁寧に行う必要があります。自然災害による損失に補償を備えたい場合は、基本契約にプラスする形の特約をつけておくと安心です。

運転者が死傷した場合の補償

対人賠償保険は、基本的には自動車事故の相手方となった他人のケガ、後遺障害、死亡といった損害について、一定の保険金を支払うという保険です。したがって、対人賠償保険だけを契約していた場合には、相手方とともに運転者のほうも事故で死傷した場合には、相手方のほうの損害に対する保険金は下りても、運転者のほうの損害に対する保険金はまったく下りないということになります。しかし、実際のところは、対人賠償保険を契約していれば、人身傷害補償保険とよばれる、別のタイプの保険にもあわせて加入するというのが一般的となっています。この人身傷害補償保険にさえ加入していれば、運転者のケガ、後遺障害、死亡といった損害に対しても、一定の保険金が下りることになります。死亡の場合には保険金額とよばれる上限額の範囲内での保険金が支払われますし、ケガなどの場合についても、治療費や通院のための交通費、仕事を休んでいた期間の休業補償などといった、実際の損害にみあった金額が、保険金として支払われます。しかも、ふつうであれば相手との示談交渉が成立して、過失割合が決まった段階で保険金が支払われるものですが、この人身傷害補償保険については、過失割合に関係ないことから、示談前でも保険金の支払いが行われます。

故意の事故には保険金は支払われないの?

自動車を運転していて、不意に交通事故を起こしてしまうことがあります。その事故が万が一に人身事故に発展してしまった場合では、対人賠償保険から保険金が出されることになり、運転者は比較的安心できます。対人賠償に関しては、強制保険に当たる自賠責保険で必ず加入をしているものなので、通常では任意加入の自動車保険の会社に連絡した場合であっても、まずは自賠責保険から必要な分だけ支払いが行われることが一般的です。自賠責保険では通常の怪我であれば最大で3,000万円まで支払われることになります。不足した分を任意加入の自動車保険に付帯している対人倍賞で賄う方法ですが、起こした事故が故意によるものと判断された場合では、保険金は支払われることがありません。この内容に関しては被害者となる方と事前に打ち合わせを行って、故意に自動車をぶつけてしまう方も実在しており、明確に規定外となるので注意が必要です。一方で対人賠償に関しては、本来であれば被害者を救済することを目的にしている一面があるので、例えば無免許運転や酒酔い運転をした状態でぶつけてしまった場合では、意外なことに支払対象になることが通説でもあり、被害者救済を優先していることが分かります。

人身事故で高額の判決をくだされるケース

自動車を運転している途中で歩行者にぶつかってケガをさせたり、死亡させてしまうという、いわゆる人身事故の場合には、被害が相手の自動車の車体そのものやガードレール、電柱といった物にとどまる物損事故にくらべると、かなりの高額な賠償金を求められるケースが多いため、あらかじめ自動車保険に加入して備えをしておかなければなりません。全国の損害保険会社が組織している日本損害保険協会では、自動車事故にともない民事訴訟が提起され、賠償金の高額判決が出た事例をとりまとめ、一般にも公開しています。これによれば、壮年の眼科開業医が道路上でタクシーに衝突されて死亡したという事例について、5億円を超えるような高額判決が出されています。このケースでは、歩行者横断禁止の規制がある国道上に、医師自体が酔っ払っていた状態で立っていたことから、被害者の側にも大きな過失がありましたが、過失相殺によって賠償金を減額しているにもかかわらず、もともとの所得水準が高かったことから、膨大な逸失利益が判決で認められてしまったのです。他にも人身事故をめぐる高額判決はいくつか出ていますので、対人賠償保険に加入する場合にも、保険金額を無制限として設定しておくなどの工夫が必要となってきます。

対人賠償保障の注意点

対人賠償保障とは自動車事故で他人を死傷させた場合に損害額を賠償してくれる保険のことです。自賠責保険に含まれており、損害賠償のうち怪我が120万円、死亡が3000万円、後遺障害が4000万円が上限とされます。対人賠償保障はあくまでも他人が怪我や死亡した時に適用されるので、他人の物への損害や自分の損害には適用されません。よって同乗していた妻が怪我をしても保険金は下りないので注意します。よって他人の物へは対物賠償保険、自分の怪我には人身賠償保険や搭乗者補償保険、自分の車には車両保険で補わなければなりません。強制的に加入する自賠責保険ではカバーしきれない点が多いので、任意保険に加入します。また任意保険が保障するのは自賠責保険の上限を超えた分なので、両者はどちらか一方が欠けても経済的に大きな打撃を与えます。自動車事故で相手を死亡させると、賠償額が億単位にまで跳ね上がることがあり、多くの保険に入ることは必須です。任意保険の中には、金額が設定されているものと、無制限に補償してくれるものがあります。想定した以上の賠償額を請求される時に備えて、毎月の保険料は高くなっても無制限タイプを選ぶと安心できます。

契約した保険金額を上限にできる

対人賠償保険とは保険契約者ではなく第三者の他人の補償が目的の保険です。第三者が死亡、ケガをした場合に適応されます。なお対人賠償保険で支払わる金額は自賠責保険では補えきれない分になります。第三者といっても対人なので建物なども勿論対象外です。また保険加入者の家族や加入者の承諾を得て運転をしていた人達に対して保険は適用されないので注意してください。保険会社によっては様々な内容があるところもあるので必ず確認をしてください。対人賠償保険の保険金には相手一人に対して支払う額が無制限方式か上限額を決めた方式、そして一件に対して無制限とする方式があります。例えば支払う額が上限を超えた場合、残りの額は加害者側がすべて支払うことになります。無制限の場合は払うことはありません。これは被害者が一人の場合であり、被害者が複数人いたとしたら一人当たりの上限を超していなくてもトータルの保険金額は上限が無いということになるので注意してください。一件の場合は一つの事故で複数人被害者が出たとしても無制限に設定しているので自分が払うことはありません。今では被害者に支払う額が何億というのは少なくないので一件に対して無制限の方式の方がお薦めです。

自賠責の上乗せができる

自賠責保険とは、同じ自動車保険でもその加入が本人の意思に委ねられている任意保険とは異なり、加入が法律によって定められている自動車保険です。自動車事故によって死亡やケガ、あるいは後遺障害を負った被害者やその遺族に対する、最低限の救済を目的としています。『最低限』ですから、それぞれの補償に際して支払われる賠償金額には限度額が設定されています。たとえば死亡の場合には3000万円、後遺障害の場合には介護を必要とする度合いや後遺障害の等級によって異なりますが、最高で4000万円となっています。被害者や遺族に対する賠償金には慰謝料の意味合いもあり、また逸失利益の意味合いもあります。これは、被害者が死亡したり後遺障害を負ったことで、労働力が低下したことによる将来的な収入の減少に対する補償です。自動車事故被害者や遺族に対する賠償額は、年々、高額にある傾向にあります。たとえば実際には、5億や3億の支払いを加害者に命じる事例も出ています。ですから自賠責保険の賠償額では、到底、不足していると言うわけです。そこで自賠責保険の上乗せをする役割として、加入が重要になってくるのが任意保険です。任意保険は自賠責保険に対して、補償範囲が広いこと、対人補償に対しては、特に人命に対するそれに関しては金額の制限がないこと、そして安全の幅を広くする特約があると言う特徴を持っています。ですからドライバーは、自賠責と任意、両方の自動車保険に加入しておく必要があります。

損害賠償額の補償の特徴とは?

自動車保険の役割には、ひとつは自動車事故によって被る可能性がある損害から自分や家族の身を守ると言うものがあります。そしてもうひとつが、自分が自動車事故を起こしてしまい誰かに損害を与えてしまった場合に、それに対する補償責任を果たすと言う役割です。自動車保険にはふたつの種類があり、ひとつは加入が義務付けられている自賠責保険です。ただしこれは、自動車事故のケガ、死亡、後遺障害に対する補償額には限度が定められており、たとえば死亡の場合は3千万円が限度になっています。しかし近年では、自動車事故で死亡した人に対する補償額の支払いは非常に高額になっており、億を超える額の支払いを命じることも少なくありません。ですから自賠責保険だけでは、備えとしては不十分です。そこで頼りになるのが、もうひとつの自動車保険である任意保険です。加入は個人の意思に任せられている任意保険では、対人賠償保険と呼ばれるものがあります。これは対人損害賠償額に関して、その金額が無制限であることが多いのがひとつの特徴です。自賠責保険の限度額を超えた部分がこの対人損害賠償額によって支払われるので、たとえば1億円の賠償額支払いを命じられた場合には、自賠責の3千万円をひいた7千万円がこれによって補償されます。この保険が適用されるのは、任意保険の被保険者が自動車を運転していた場合で、ここにその家族や、被保険者の承諾を受け運転していた人を含めることもできます。ただしその運転者が、運転するに不適切な状況にあった場合や、自然災害による事故の場合には、これを適用させることはできません。

高額な賠償額に備える補償の特徴とは?

交通事故を起こした際に、人に怪我を負わせたり死亡させてしてしまった場合の賠償金は高額になります。その高額の支払いに備えるための保険が任意保険です。自動車などには強制加入の自賠責保険がありますが、自賠責保険は人の怪我と死亡の際に最低限の賠償を行うもののため、怪我の場合の最高支払い額が120万円、死亡の場合の最高支払い額が3000万円となっています。また、同乗していた人が怪我をした場合や、ガードレールや信号、塀や住宅などを壊してしまった場合の人身・物損の補償はありません。あくまで被害者を最低限度で救済するためにある保険のため、賠償額が十分な金額ではない場合が多くなります。そういう場合に備えて、自賠責保険にプラスして加入するのが任意保険です。任意保険は自分で補償額を決めて契約することができますが、人身・物損ともに賠償額無制限というプランを設定することが可能です。事実、人身で数千万円、物損の場合、電車などの運休を引き起こしてしまったケースでは1億円を超える賠償が必要になることもあり、到底個人では払いきれない金額になることがあります。そこを任意保険によって支払いを行うことが可能になるのです。万が一の場合に備えて、任意保険の契約は、人身・物損ともに無制限にしておく方が良いでしょう。

対人賠償保険について知ろう!

ギター01自動車保険には、強制的に加入が義務付けられている自賠責保険と、自由意思で加入する任意保険の2種類があります。
任意の自動車保険の内容は、対人賠償保険、自損事故保険、無保険率傷害保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、車両保険の6つの保険がパックとなっています。
本来なら、自動車事故で死亡したり怪我をした場合は、自賠責保険からはお金が支払われるシステムになっています。
ただし、自賠責保険はあくまでも最低補償にすぎません。
昨今の裁判例を見ていますと、5億円を超える高額賠償の判決も、珍しくありません。
被害者が高額所得者であれば、その可能性は十分にあります。
仮に、被害者が大学生であっても、3億円を超える賠償金の判決が出た裁判例もありますので、いまや、億単位での賠償金を前提に考えておくことが大切です。
しかし、自賠責保険の支払い限度額は、死亡事故の場合は3,000万円と定められています。
億単位の賠償請求があった場合は、自賠責保険だけでは全く対応ができません。
対人賠償保険は、自賠責保険から支払われる保険金額を超えた部分を補ってくれるのです。
保険金は、相手の過失割合を差し引いて、運転していた自分自身の過失割合分だけが、相手に支払われるように計算されます。
現実には、車のオーナーであれば、任意であるとはいえ、対人賠償保険に加入している人が圧倒的に多く、しかも、無制限の契約をするのが一般的です。

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