サイドウォールの役割と構造

タイヤは車と路面がコンタクトを取ることのできる唯一のパーツであり、ハガキ一枚程度というとても小さな面積で車の動きの全てを請け負っています。タイヤの基本的な構造は大きく7つの部分に分類することができます。まず、トレッドとは路面と接する部分のことであり、ゴムが厚く独特の模様が刻まれているのですが、雨天時の排水や曲がる時などのスリップを防止するという役割を担っています。次にショルダー部とはタイヤの肩の部分のことであり、タイヤの骨格材を保護するために必要となっています。そして、サイドウォール部とはタイヤの横の部分のことであり、走っているときに最も伸び縮みすることになります。この部分は縦方向にたわんで路面からの衝撃を和らげることができるのですが、横方向にはたわまずにタイヤの剛性を保つという役割を持っています。安定したコーナリングを実現するために重要な部分であり、タイヤのメンテナンスでは空気圧や目に見える大きな傷、溝に挟まった異物のチェックなどを行うことが大切です。タイヤのこの部分に大きな傷があると遠心力でさらに広がってしまうこともありますし、そこから剥離が始まってしまうこともあるので注意しましょう。

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